竹のガムラン JEGOGジェゴグ バリ人にも知られていない


ジェゴグは竹のガムランと呼ばれ、ガムランの一種であるのでまず、最初にバリの祭礼とガムランについて述べさせていただきます。
バリの各村には、バリ・ヒンズーで崇められている「ブラフマ」「ヴィシュヌ」「シヴァ」3神の各寺院があります。各寺院では建立された記念日に数日間にわたってオダランが執り行われます。オダランでは色々な芸能が奉納芸として上演され、バリ芸能にはガムラン音楽が不可欠で各村のバンジャール(区)には必ずガムラングループが存在し、お抱えの踊り子がいる。宗教儀礼があると寺院や各家庭に出向き演奏します。各寺院での奉納舞踏はガムラングループと選ばれた踊り子がつとめ夜遅くまで踊り続ける。

一口にガムランといっても、その演奏スタイルは様々で20〜30種類あるといわれている。

(代表的なガムランの種類)

ゴン・クビャール Gong Kebyar
皆さんが、ガムランと呼んでいるのはゴン・クビャールの事で、最も一般的なものです。総数25人もの演奏者で構成されています。ゴンはガムラン楽器という代名詞でクビャールは閃光、稲妻という意味です。20世紀に入ってバリの北部、シガラジャで生まれた新しいスタイルだが、あっという 間にバリ全土に広まり今ではどの村のバンジャールもこのスタイルのガムランを所有しています。

グンデル・ワヤン Gender Wayang
影絵芝居、ワヤンの時に用いられる伴奏音楽で通常4名の鍵盤楽器により演奏されます。この音楽の事を「天国の音楽」と呼ばれており結婚式の時にも楽器だけの演奏をされる事もあります。この時はクンダン、スリンなどが加わり12人編成になります。

ブルガンジュール Beleganjur
祭礼・儀礼の時、行列を組んで村を歩き、地霊をなだめる為にドラ、シンバル、太鼓を打ち鳴らして、練り歩きながら演奏されるガムランの事。

ガンバン Gambang
ガンバンはお葬式の為の音楽で、ロンタンヤシの木から作られた鍵盤打楽器である。ロンタルの木には死者の霊を他の浮遊霊から守る力があるといわれています。

アンクルン Angklung
元来、竹の楽器でしたが今、バリでは青銅製のガムランに変わり太鼓やドラの音は小さく、お葬式の火葬時に演奏されています。

スロンディン Selonding
先住民族バリ・アガの楽器と言われています。この音楽は、音そのものが神であると信じられ録音も撮影も許されなかった。今でも一部の曲は、神曲として録音が禁止されています。

ジェゴグ Jegog  <詳しくはこちら>
竹のガムラン「ジェゴグ」はバリ島西部ヌガラで生まれたガムランで長らく途絶えていたが、近年スアール・アグン楽団を中心に復興した竹のガムランです。


(舞踏劇の伴奏ガムラン)

ガムラン・ガンブー Gamelan Gambuh
ガンブーはジャワの物語「パンジ」と言う舞踏劇で、その舞踏は、多くのバリ舞踏の基本となっています。音楽は青銅楽器を使わずスリン・ガンブーと呼ばれる長い竹笛(長さ1m)が中心となり編成されています。

スマール・プグリンガン Semar Pegulingan

プレゴンガン Pelegongan

ブバロンガン Bebarongan

ゴン・グデ Gong Gede

ガムラン・アルジャ Gamelan Arja

ガムラン・ジョゲッ・ブンブン Gamelan Joged Bumbung

ここに述べた各ガムランは普段バリ人の祭礼、儀式等で使われている主なものでこの他にも沢山のガムランの種類があります。